インプラントの基礎知識

タバコには注意!!そのデメリット

残念ながらインプラント治療において喫煙がもたらすメリットはありません
近年では喫煙が健康に及ぼす悪影響について、本人だけでなく周囲に及ぼす受動喫煙を含め多くの科学的根拠のある研究等によって明らかになっています。
また、喫煙に依存性があることは、薬物依存の視点からの支援も重要だと指摘されています。さらにWHO(世界保健機構)では「予防可能な最大の疫病」と位置づけ、加盟各国そして医療・保険関係者全員もその対策と支援に積極的に取り組むよう勧告し続けています。

具体的にタバコがインプラント治療にもたらす影響を挙げてみましょう。

血中酸素濃度の低下

ヘビースモーカーの方や大酒飲みの方は、歯ぐきに大きな悪影響を及ぼします。特にタバコは血液中の酸素濃度が、吸わない方に比べて非常に低くなり、歯ぐきまで必要量分の酸素を運ぶことが困難になり、細菌などに対抗する抵抗力が低くなります

 

傷口の治りを遅らせる

タバコを吸うことによりニコチンの採用で末梢神経が縮小するため、治癒が遅くなり、また傷が開きやすくなります。したがってインプラント手術期間中は是非とも禁煙してください

 

歯周病が悪くなる

喫煙によって口腔内全体の歯周病のリスクが上がり、当然インプラント周囲の組織の抵抗力は低下し、感染のリスクは上がります。
歯周病とは、歯を支えている歯ぐきや骨などの組織が炎症を起こす病気で、歯と歯ぐきの間に歯周病の原因菌が付着することで、歯ぐきの出血・腫れを引き起こし、ひどくなるとインプラント自体がグラグラになり、やがて抜け落ちます。これは天然歯でも同じことです。

歯周病 タバコ

 

全身疾患を引き起こす

何といっても「ガン」でしょう。
喫煙はガンにかかる原因の約30%を占めており、約3人に1人は喫煙によってガンにかかってしまうとも言えます。特にお口の中の、空気やタバコの煙の入口である喉頭部のガンの死亡率が1位で次に肺ガンが続きます。
また喫煙による、呼吸器系の疾患、動脈硬化による心筋梗塞や狭心症などの循環器系の疾患などが挙げられます。

タバコ 影響

喫煙は「百害あって一利なし」です。
最近では禁煙する人も増えており、禁煙することで体調が良くなり、口臭が気にならなくなったりと、いろいろな恩恵をもたらしてくれます。
インプラント治療を機に禁煙してみてはいかがでしょうか!?