インプラントの基礎知識

自分の歯との違い

インプラント治療によって外見から見ただけでは、インプラントと天然歯の区別がつかないようにすることができます。
しかし、天然歯とインプラントには根本的に違うところがあります。
通常人体において、例えば肘や膝にように、骨と骨などといった硬組織どうしでは直接結合することはなく、間には必ず軟組織が介在します。
天然歯においても顎の骨との間には「歯根膜」というクッションを介在しており、インプラントと骨の間には存在しません。

インプラントと天然歯
歯根膜には、微妙な感覚を察知するセンサーがあり、歯を触ったり噛んだりするとその感覚が脳に伝えられます。また、歯にかかる力を和らげるクッションの役目を持っており、歯はわずかに動きます。

インプラントには、クッションの役割をする「歯根膜」がなく、顎の骨と直接接合するため、微妙な感覚は伝わらないと考えられています。

しかし実際にインプラント治療を受けられた方々からは、感覚的に天然歯と変わらないという感想が寄せられております。それは、お口の中のいろいろなところにある感覚器官が巧妙に働き、インプラントにさわった感覚や食べ物を噛む感覚が、脳に伝えられるからだと考えられます。